カラーセラピー資格口コミ比較
「カラーセラピー」って言葉、ご存知でしょうか。聞き慣れないという方も多いかもしれませんね。カラーセラピーとは日本語で「色彩療法」という意味です。人はある色を見た時に、自分が意識しなくても、何らかの心理的・生理的な効果が働きます。そうした色の持つ潜在効果をコントロールすることで心身のバランスを健康的なものにするのがカラーセラピーです。具体的には、患者が多数のカラーサンプルの中から気になる色を直感で選び、その色が持つ意味を通してセラピストがカウンセリングするというものです。
そんな奥の深いカラーセラピー、関連する資格もいくつかあります。比較的歴史の新しい分野ですので、今のうちにマスターしておけば将来より必要とされるスペシャリストになれるかも。ぜひチャレンジしてみてください。
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★日本メディカル心理セラピー協会のカラーセラピー
日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)は、カラーセラピー技術の水準向上と社会的地位の確立を目標として、そうしたスキルが一定水準以上ある技術者の認定制度を設けています。カラーセラピーが必要とされる現場において要求される、基本的な技術から専門知識まで広く学び、用途や目的に応じて技能を有効活用できることが求められます。資格試験はインターネットで受験できるため、忙しい社会人や主婦の方でもチャレンジしやすくなっています。心のケアの分野に関心のある方は注目の制度です。カラーセラピー認定試験
カラーアドバイザー
日本デザインプランナー協会(JDP)が主催するカラーセラピーの資格です。色が与える心理的な印象、その性質や特質を理解し、それをもとに的確なアドバイスをする能力を認定するもので、その専門性から、今日はファッションやインテリア、デザインなど幅広いシーンで活躍の場があります。3級試験では色に関する基本的な知識が試されます。2級試験ではこれに加えて、生産者や消費者、カラーアドバイザーそれぞれの視点から色彩を判断するなど、より実践的な活用能力が試されます。カラーアドバイザー認定試験
TCカラーセラピスト
色彩心理をベースに誕生した、比較的新しいカラーセラピーの資格です。14本のカラーボトルを用いるという手法と、1日で資格取得が可能という手軽さもあって、ここ最近特に人気が高まっているようです。TCカラーセラピストで基本的なスキルを身に付けた後は「TCマスターカラーセラピスト」「TCトレーナー」「TCマスタートレーナー」とさらにステップアップできます。独立開業も夢ではありません!ちなみに「TC」とは「TrueColor」の略です。資格の主産会社は株式会社トゥルーカラーズ。
カラーセラピスト
こちらのカラーセラピストは、上記の「TC」ではなく、一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が認定するものです。色彩心理学の初歩から学び、カラーセラピーに必要なカウンセリング能力を身に付けられます。検定試験は実務経験などの条件はありません。同協会の通信講座を全カリキュラム修了すれば、いつでも、何回でも受験することが可能です。なお講座では、プロのカラーセラピストに必要な色の歴史、メカニズム、意味や効果などの基礎知識と、本格的なカウンセリングスキルを学びます。