空間デザイン資格口コミ比較
「空間デザイン」という言葉をご存じでしょうか?あまりなじみのない方が多いかもしれませんね。
空間デザインとは住居、店舗、公園、施設などといった、私たちの日常生活にあるさまざまな空間について、その場にいる人たちに何を伝えたいか、どんな気持ちにさせたいか、といった目的に合わせたデザインを設計することです。よく、知らず知らずに足が向く場所、なぜか分からないけど居心地の良い場所、ってありますよね。もちろんその反対も。こうした心理は、その場の空間デザインがそうさせているのです。
こうした空間デザインのスキルは、建物の建築、内装やレイアウト、都市設計などさまざまな分野で幅広く活用されます。これらの業界で働きたいという方は、空間デザインにも関心を持ってみられてはどうでしょうか。ここでは空間デザインに関する人気の資格をいくつかご紹介します。
目次
★空間ディスプレイデザイナー
空間ディスプレイデザイナーは、日本デザインプランナー協会(JDP)が主催する認定試験です。空間デザインに関する基礎的な知識を身につけ、その知識を生かして個々の空間や環境に適したデザイン・演出を提案する能力が求められます。試験には1級と2級があり、資格認定に求められるスキルが異なります。いずれも在宅での受験が可能。資格取得者は建築。インテリアほか各方面で活躍されています。皆さんも空間ディスプレイのエキスパートとなり、社会で大活躍してくださいね。空間ディスプレイデザイナー認定試験
住空間収納プランナー
その名の通り、「住空間」すなわち私たちが日々住まいする部屋を、より快適な空間にするための方法を提案する能力を持つ人に認定される資格です。2009年に誕生した資格で、日本収納プランナー協会が認定しています。物と住まいの関係、ヒアリング手法、収納の進め方、人間工学の知識、家具や物のレイアウト、建築の知識などなど、快適な住空間をつくりだすために必要な幅広い知識と技術が必要で、ベーシック・エキスパート・マスターの階級があります。「収納」は今大変ブームになっており、若い女性を中心に人気の高い空間デザイン資格の一つです。資格取得後は独立起業する方もあればハウスメーカーなどで能力を生かして活躍している方もあります。
TALK食空間コーディネーター
NPO法人食空間コーディネート協会が認定している資格です。「食空間」とはご家庭やレストラン、パーティの席など、私たちが食事をする場所・空間をさします。そうした場所を、集まった人々が心地よく快適に食事を満喫できるようコーディネートするのが食空間コーディネーターの仕事です。テーブルコーディネートの技術だけでなく、おもてなしの心、料理や食材の知識、会話の楽しみ方などなど、さまざまな能力が求められます。また資格取得者はホテルやレストランなどサービス業を中心にプロデューサー・アドバイザーとして活躍しています。
空間プランナー
空間プランナーとは、日本能力開発推進協会(JADP)が認定する資格の一つ。インテリアの知識を生かして空間をデザインするスペシャリストとしての能力を認定されるものです。インテリア商品などの基礎知識、インテリアを含む住環境のコンサルティング、室内環境の計画幅広い専門知識を深く理解していることが必要です。